仙蹴塵記

【次戦への準備から】明治安田J2第37節・熊本戦。人をつかみ、ボールをつかみ、流れをつかむ工夫はどれほど有しているか

気の抜けない戦いが続くことは承知の上だ。ベガルタ仙台は明治安田J2リーグ残り2試合で、混戦の上位争いを勝ち抜くため勝ち続けなければならない。仙台にとっては、前節に続くアウェイゲームは他会場より一日遅れという「やりやすいかやりにくいかで言ったらかなりやりにくい」(森山佳郎監督)日程だ。しかし、そうした状況も含めて受け止め、試練を乗り越え、そして勝つ経験を重ねて成長することを思い描く。監督は選手達にあえて「ライバル達も全部勝ってくれ。俺達が勝ちさえすればいい」と呼びかけて、チームとして目の前の試合に勝つことへ集中する構えだ。

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