仙蹴塵記

【練習場から】相良竜之介、再び思い出の場所での勝利を目指す

ベガルタ仙台の相良竜之介にとって、九州でのアウェイゲームは楽しみなことのひとつ。そして明治安田J2第37節・熊本戦は、出場停止が明けて再び試合出場を目指す一戦だ。J1昇格プレーオフ争いで勝点の重みが増す時期に迎えるとあれば、なおさら重要だ。

佐賀県武雄市出身の相良だが、生まれ故郷は熊本県。父・利朗さんは現在のロアッソ熊本の母体にあたるアルエット熊本でFWとしてプレーしていた選手で、サッカーを始めたのも利朗さんと一緒にボールを蹴ったことから。鳥栖のアカデミーで育ち、トップチームに昇格してからも熊本との縁があり、2022年には6月22日の天皇杯3回戦で熊本と対戦し、会場の熊本県熊本市・えがお健康スタジアムで得点したことがある。そして昨季に仙台へ移籍してからも、2023年のJ2第16節で決勝ゴールを決めた。ご家族が見守る中での大仕事だった。

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