仙蹴塵記

【この瞬間から】明治安田J2第29節・いわき戦 8分

ベガルタ仙台にとって明治安田J2第29節・いわき戦は、第10節・山形戦以来となる2点差での勝利だった。無失点ということでも同じ。内容的にも、森山佳郎監督が「強度、切り替え、ハードワーク、球際……そのへんがJ2でトップクラスのいわきに対して力負けすることはほぼなかった」と評するように、シーズンを通して鍛えてきたフィジカルの強さと、そのベースに肉付けした技術・戦術の積み上げが感じられるものだった。

その象徴のひとつといえる8分の場面を取りあげる。森山監督が「試合の入りも非常に良かったので、このいい流れのうちに点が欲しいというところ」とした時間帯に決まった先制点で、試合全体の流れでも「先制点が早いタイミングで入ったことも大きかった」(林彰洋)と仲間が評する1点だった。

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