仙蹴塵記

明治安田J2第21節 山形戦・第一報 中島元彦のPKで先制も、PKで返される。後半の攻勢が結実せず1-1で引き分け

ベガルタ仙台は明治安田J2第21節・山形戦で、前節・長崎戦と先発・ベンチともに同じメンバーを選んで臨んだ。ゲームキャプテンは林彰洋。今回のみちのくダービーも仙台サポーターが大挙してNDソフトスタジアム山形に駆けつけ、試合を大いに盛り上げた。

序盤は風下の仙台が受ける展開に。5分に連続してCKからの攻撃を受けるが、二次攻撃を含めて跳ね返した。11分には右サイドからイサカ・ゼインに切り込まれてシュートされたが、これは林の正面。12分に仙台は逆襲し、相良竜之介が左足で相手DFのタイミングを外すシュート。これは相手GK後藤雅明に弾かれた。
23分、相手右CKから決定的なヘディングシュートを打たれたが、これは林が止めた。26分には仙台のCKの流れから右に振って、最後は中島元彦が混戦からシュート。だがこれはわずかにゴール左へ外れた。30分にオナイウ情滋がクロスを狙うと、これを相手DFがペナルティーエリア内で手に当てる。仙台はPKを獲得した。キッカーは中島。32分、中島がこれを落ち着いて決め、仙台が先制した。中島は今季7点目。
1-0とした仙台。さらに攻めたいところだったが、38分に相手FKの流れから、今度はこちらがペナルティーエリアでハンドリングを取られ、PKを与えてしまう。これを40分に氣田亮真に決められて、1-1とされた。前半は互いにPKで得点し、1-1で終えた。

ハーフタイムでの選手交代はなし。53分、仙台は相手陣内左サイドで相良が倒されFKを獲得。中島のキックに郷家友太が頭を合わせたが、これは上に外れた。55分には右スローインの流れから髙田椋汰がミドルシュート。これは枠外だった。58分には相良が左サイドから独力で運んでシュート。これは惜しくも右に外れた。63分に真瀬拓海がスルーパスに反応して抜け出したが、これはオフサイドでGKとの一対一にはならなかった。
68分、仙台は右サイドを高橋潤哉に抜けられたが、シュートはポストに当たり事なきを得た。69分に仙台はオナイウから中山仁斗に交代した。78分、仙台は左サイド中島のクロスに逆サイドの中山が合わせたが、これは右に外した。81分、仙台は相良から名願斗哉に交代した。直後に髙田のロングスローに中山が合わせたが、これは右に外れた。
攻勢をかける仙台は、85分に2選手を交代。中島と長澤を、有田恵人と松下佳貴に代えた。90分には縦パスを受けた有田から連続攻撃。しかし相手にブロックされた。90+1分には名願のバックパスを受けて髙田がシュート。だがこれは枠を外れた。90+7分、仙台がカウンターで最後のチャンスを作ったが、これはシュートまで行く前にカットされた。長いアディショナルタイムの攻勢実らず、仙台は1-1で引き分けた。

森山佳郎監督はみちのくダービー2戦で勝点4を取れたことについては「悪くはない結果」と選手が全力を出したことを称えたが、今節の勝点が1にとどまったことについては「負けない戦いはできているので、そのなかで得点が決まるよう、攻撃の方も整理して構築していかなければいけない」と、課題に言及。3試合連続引き分けに満足することなく、今後の成長を誓った。

reported by 板垣晴朗

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