仙蹴塵記

【ホームタウンから】TG×ベガルタスポーツフィールド(仮称)へ、青空のもと芝の苗を植える

6月19日、東北学院大学泉キャンパス内で「TG×ベガルタスポーツフィールド(仮称)天然芝(夏芝)グラウンド ポット苗植えイベント」が開催された。現在同所では、将来的にベガルタ仙台が学校法人東北学院とともに使用する練習フィールドの建設と、クラブハウス棟の改装が進められている。このうち人工芝グラウンド一面は既に完成しており、4月25日にオープニングセレモニーを開催し、既に東北学院から使用が始まっている。隣のベガルタ仙台が多く使用する予定の天然芝グラウンド一面予定地も整地が進み、この日に天然芝植えの第一歩として、ポットと呼ばれる苗が植えられることになった。

スタジアムや練習場によって芝植えのかたちは様々だが、今回はサポーターも一緒に苗の手植えからスタートし、今後に選手達が躍動するであろう場所に、思いのこもった芝が根付くことが期待された。事前にクラブが募集し、203人の一般参加者が集合。クラブからは梁勇基クラブコーディネーターと富田晋伍クラブコミュニケーターら11人が参加し、指導にあたった芝植え業者の方々14人とともに、青空のもとで作業に励んだ。

開会式は同キャンパスの礼拝堂で開催され、学校法人東北学院の原田善教理事長と株式会社ベガルタ仙台の板橋秀樹代表取締役社長、そして梁クラブコーディネーターが挨拶。続いて、株式会社オフィスショーの池田省治代表取締役から、作業の手順についてわかりやすい説明があり、参加者やマスコットのベガッ太さんが耳を傾けていた。

さて外に出て作業開始。フィールドには予め縦横に線が引かれてあり、参加者はその交点に苗を植える。それぞれの交点を掘ってその土をいったん隣に置いておく。ポットと呼ばれる苗を取り出し、穴に埋め、傍の土をまたかける。そして踏み固めてひと作業終了。今回植えたポットの夏芝は、一日で最大1cm伸びるとのこと。

炎天下で水分補給をしつつ、参加者達は作業に精を出した。親子連れの参加者も多く、子供達がその芝植えの過程を大いに楽しむ表情も印象的だった。途中からは梁クラブコーディネーターや富田クラブコミュニケーターの誘いにより、報道陣からも作業に加わることに。一つひとつのポイントに丁寧に苗を植え、将来にそこでプレーする選手を思い浮かべた参加者も多かった模様だ。富田クラブコミュニケーターは終盤に右サイドの苗を植えるときに「『真瀬(拓海)のために』とも思って植えていたので、真瀬には頑張ってほしいです」とのことだった。

作業は12時頃に中締めを迎え、最後に参加者が芝を植えたばかりのグラウンドの上で記念写真を撮影。いつかこの芝が育って緑一色になった時に、この日の参加者はその苗を植えたことをこの日の思い出とともに誇れることだろう。梁クラブコーディネーターは「ここから素晴らしいグラウンドができて、いい練習ができて、ベガルタ仙台がいいクラブ、強いクラブになってほしいですね」と今後に期待を寄せた。

イベント終了後は、希望者向けに新クラブハウス建設予定地見学ツアーも行われた。ベガルタ仙台ではこのグラウンドとクラブハウスの環境整備・維持を目的としたクラウドファンディング「みんなで描くベガルタの未来〜EVER GOLD SPIRIT〜」も二回に分けて行われており、現在は30日までの1回目を実施中だ。

reported by 板垣晴朗

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