仙蹴塵記

明治安田J2第17節 岡山戦・第一報 後半にカウンターで隙を突かれ1-4の逆転負け。中島元彦の2試合連続ゴール実らず。

4連勝でホームゲームを迎えるベガルタ仙台は、この明治安田J2第17節・岡山戦でも同じ先発メンバーでキックオフを迎えた。ゲームキャプテンは林彰洋。

仙台は立ち上がりから攻めこむ。3分、オナイウ情滋がCKをもぎ取ると、このCKの流れから相良竜之介が左サイドでボールを拾ってシュート。これは枠外だった。4分には相良が左サイドを単独突破。シュートに持ちこもうとしたが、相手にブロックされた。
8分、仙台はオナイウが再び深い位置まで攻めこんでクロス。これがペナルティエリアで相手の手に当たり、PKを獲得した。キッカーを引き受けたのは前節に続いて中島元彦。落ち着いて右足で決め、10分に仙台が先制した。
中島の今季6点目で1-0とした仙台は、16分にもチャンスを迎える。相手陣内でのカットから左サイドに郷家友太が抜け出しシュート。これはスベンド・ブローダーセンにキャッチされた。その勢いで追加点を取りたいところだったが、21分に右サイドでボールを運ばれると逆サイドの守りが薄くなった。そこへの横パスから早川隼平にゴールを決められ、1-1と追いつかれた。
38分、仙台は左サイドの細かいパス交換から石尾陸登が抜け出しシュート。これはブローダーセンに止められた。直後にカウンターを受けピンチになるも、ここは松井蓮之がゴール前で食い止めた。その後は相手陣内で攻勢を続ける仙台。45+1分には左サイドの角度のないところから松井がシュートしたが、わずかに右へ外れた。45+3分には中島が右から左に流れてシュート。これは上に外れた。仙台はペースを握り返し、1-1で前半を終えた。

ハーフタイムでの選手交代はなし。仙台は後半立ち上がりに、出鼻をくじかれる。46分、左サイドからのクロスを繋がれ、逆サイドから岩渕弘人に決められた。早い時間帯に1-2と逆転され、追いかける立場になる。
58分、仙台は左サイド石尾のロングスローを菅田真啓が折り返し、そこに松井が詰めようとするが、その前にブローダーセンに押さえられた。61分、仙台は石尾から真瀬拓海に交代。髙田椋汰が右から左に移った。63分、仙台は相手ゴール前で獲得したFKから中島が直接ゴールを狙ったが、これは左ポストに当たってしまい入らなかった。
押していた仙台だが、69分にカウンターから失点する。左サイドでルカオの突破を止められず、ラストパスをゴール前で木村太哉に合わせられて1-3とされた。
70分、2点を追う仙台は長澤とオナイウを松下佳貴と名願斗哉に交代して攻めに出る。しかし76分、左サイドから上げられたクロスの軌道が変わったところを柳貴博に押しこまれ、点差をさらに広げられてしまった。
1-4とされた仙台は78分、相良と中島を中山仁斗とエロンに交代。88分には名願が左サイドでFKを獲得。松下のキックに小出悠太が合わせたが、これはゴール上に外れた。90+2分にはCKの流れから松下のクロスに真瀬がボレーで合わせたが、これはゴール右へ。90+5分には松下のCKをニアサイドで真瀬が繋ぎ、菅田がシュートをしたがこれは左に外れた。最後はCKで林も上がっての攻勢をしかけたが実らず、仙台は1-4で敗れた。

仙台は今季最多4失点で逆転負けを喫し、連勝は4で止まった。森山佳郎監督は「どうしても後半最初の1点が重くのしかかってしまいました」と、勝負どころで守備の厳しさを見せられなかったことを大きな反省点として挙げた。クロスに対する守備などをもう一度鍛え直し、次のいわき戦でまたいい流れに持ちこみたいところだ。

reported by 板垣晴朗

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