仙蹴塵記

【ニュースの現場から】富田晋伍が現役引退。ベガルタ仙台一筋・18年のプロ選手生活に幕

22日午前、ベガルタ仙台の富田晋伍が2022シーズン限りでの選手引退を発表した。

1986年6月20日生まれ、36歳の富田は、高校卒業後の2005年に当時J2の仙台に加入し、Jリーガーとしてのキャリアを開始。それから今季に到るまでの18シーズンを仙台のみで過ごし、J1昇格、J1準優勝、AFCチャンピオンズリーグ出場、天皇杯準優勝、J2降格などの歴史をともにしてきた。近年は負傷に悩まされ、2020年は大けがにより公式戦出場がなく、今季は序盤戦での負傷の影響で明治安田生命J2リーグ戦は7試合の出場に留まった。だが、そのほかのシーズンでは常にリーグ戦で二桁の出場数を記録しており、J1で322試合、J2で116試合を最終的に数えている。
また、クラブ在籍18年は、仙台の選手として最長記録となった。2015年からは4季キャプテンを務め(※2018年は共同方式)「よりチーム全体のことを考えるようになった」という。
富田は22日午後に、あらためてユアテックスタジアム仙台で記者会見に臨んだ。

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