仙蹴塵記

【次戦への準備から】明治安田生命J2第42節・秋田戦。ピッチ各所のバトルを制した末に何が待っているのか

2022シーズン明治安田生命J2リーグの終わりを、J1参入プレーオフへの始まりとしたい。そのためには、ベガルタ仙台は勝利が必要だ。他会場を気にするのは、勝ってからだ。
 
今節の相手は秋田。激しい球際での競り合いを得意とし、どっちつかずのこぼれ球であっても、強引にでもロングボールで前に送りこむ。入り乱れた敵味方の攻防で“事故”が起こることも厭わず、チャンスに結びつける強さがある。中山仁斗も「攻守の切り替えはJ2のトップだと思うし、走りや戦いの勢いは想像以上のものがあります」と警戒する。仙台ホームの第13節では3-1で勝つことができたが、今回はアウェイゲーム。当日の天候次第ではピッチコンディションがかなり乱れることも考えられ、足下が悪ければ空中戦での競り合いはますます重要な意味を持つ。

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