仙蹴塵記

【次戦への準備から】明治安田生命J2第40節・新潟戦。オレンジの空気を裂く攻撃は繰り出せるか

ベガルタ仙台は無得点での連敗という状態にあるなかで、明治安田生命J2第40節・新潟戦を迎える。2022シーズンも様々なアウェイ会場を経験してきたが、今節は今季一番、あるいはJ1で戦ってきたここ2年を含め、新型コロナウィルス感染症禍の世の中において最大のプレッシャーがかかるアウェイとなるかもしれない。

何せ、相手の新潟が充実したチーム状態にある。引き分け以上でJ1昇格が決まる“王手”でのホームゲーム。チケットも完売したという。デンカビッグスワンスタジアムは疫病禍以前から多くのサポーターが集まる場所であったが、この大一番でその熱気は高まっている。

しかし、仙台は新潟へ花束を届けに行くわけではない。試合で勝つために行くのである。こちらにとっても大一番なのだ。J1昇格プレーオフ参入決定戦に進出できる枠内ぎりぎりの状態から這い上がるため、何としても勝利が欲しい。

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