仙蹴塵記

【この瞬間から】明治安田生命J2第25節 甲府戦 38分

ベガルタ仙台にとって3-0での勝利は、明治安田生命J2第4節・岩手戦以来のこと。ちなみに無失点が第18節・岡山戦以来、無失点での勝利が第15節・長崎戦以来。岩手戦とは同じスコアながら、それから約4か月で攻撃面での進歩が見られる。

開幕当初は点の取れない試合で「入っていくスペースを間違っていた」という反省の弁が多かった原崎政人監督も、第23節・山形戦後には「自分たちで今はスペースを見つけているシーンは非常に多い」と選手たちを称えていたように、チームは勢い任せではなく試合の中で突くべきスペースを見極めた上で人数をかける攻撃ができるように成長してきた。

そのようなスペースを突く狙いの実践された例として、第25節・甲府戦では、38分の場面を取りあげる。チームの2点目となったこの場面は、相手の傾向と、試合の中での変化に対応できた好例と言えるからだ。

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