仙蹴塵記

ドイツ雑記過去編(1) ミレルントーアの思い出

ベガルタ仙台はもうしばらく非公開練習が続くとのことなので、このコーナーで不定期のコラムを続けます。以前にお届けしたドイツ雑記に反響がありましたので、過去の当地取材のこぼれ話もお送りします。

今回は、カルチャーショックについて書きます。海外のフットボールを取材してカルチャーショックを受けるのは珍しくありませんし、その中には向こうが進んでいるなと思わされるものもあれば、逆に日本には世界に誇れるものがあるのだなと再認識するような出来事もあります。違いを知ることは、様々な会場に足を運ぶ喜びのひとつでもあります。

さて、これまでドイツへの旅で最もカルチャーショックを受けたことは、何かというと……これまでにも紹介してきたような、いち早く導入されたキャッシュレスの仕組みとか、データ活用とか、ピッチ上の戦術とか、いろいろあるのですが、実はパッと思いつくのは2016年12月17日に、2部リーグを見るために訪れたスタジアムのことでした。

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