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昌平の強さが際立った大会、全国での躍進も期待【全国高校総体・埼玉県予選総括】

石黒登(取材・文)

令和6年度全国高校総体サッカー大会埼玉県大会が6月1日から16日の日程で行われ、県内各地で熱戦が繰り広げられた。決勝はプレミアEAST所属の昌平とプリンス関東2部所属の西武台の注目対決となった中で昌平が勝利し、2大会ぶりの優勝&夏の全国大会出場切符を掴んだ。

昌平は初戦の3回戦で西武文理に4-1で勝利すると、準々決勝で細田学園に4-0、準決勝で浦和学院に5-0、そして決勝の西武台戦でも5-1と圧倒し、力の差を見せつけた形となった。

今年から元日本代表FW玉田圭司監督が指揮を執る昌平はMF三浦悠代(3年)、MF本田健晋(3年)、MF山口豪太(2年)、MF長璃喜(2年)で構成される魅力的な2列目を中心にワンタッチ、ツータッチでシンプルにボールを叩きながら攻撃。その中で玉田監督が「心臓」と話すU-17日本高校選抜MF大谷湊斗(3年)とFW鄭志錫(3年)が抜群の存在感を発揮していた。

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