プレミア復帰を目指す浦和レッズユース 浦和カップで見えた平川忠亮新監督が目指すスタイルとは
石黒登(取材・文)
いよいよ高校年代も今週末から各地でリーグ戦が開幕する。2年越しのプレミアリーグ復帰を目指す浦和レッズユースは主戦場とするプリンス関東1部開幕を1週間後に控え、今年も「浦和カップ」に参加。シーズンインを前にさまざまな選手を起用しながら3位という結果で終えた。
浦和ユースは1年でのプレミア復帰を目指した昨年、参入決定戦で帝京長岡(新潟)に敗れて涙。昨年はコーチとして見守った平川忠亮監督も「去年はプレーオフで、目の前で昇格できなかったというところを含めて悔しい想いをしていますので、去年のリベンジっていうところをきっちり果たせるように、去年コーチとしても悔しい想いをしているので、また新たなスタッフと一緒に、その目標を叶えられるようにしていきたいなと思っています」とリベンジに意欲を燃やす。
新チームは1月にスタート。複数人がトップチームのキャンプに参加した後に1ヶ月をかけてチームを作り、3月11日から19日にかけてドイツ遠征へ。提携先のフランクフルトなどと3試合を戦った。「もう体格がでかいやつらに戦うことを覚えてきたし、コテンパンにやられて、やっぱり自分たちの基準をもう1個上げなきゃいけないっていうところで今回この浦和カップに臨んで、非常にハードワークしてくれてるなとは思っています」と良い刺激にもなったようだ。
(残り 1377文字/全文: 1943文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ