●最大の補強はGK藤田和輝

アウェイで2-1勝利。ロスタイムにマテウス サヴィオの一発を食らいましたが快勝といっていいでしょう。
すでに昨季のベースがある千葉が何を上積みしているか注目でした。ハイプレス軸は変わらずとして、それだけでは90分間賄いきれないところをどうしてくるか。

戦術的にはバランス型の解決策のようでした。

ハイプレス、ミドルプレス、ローブロックを局面に応じて的確に選択。ポゼッションでの休息も入れながらうまくマネジメントできていたのではないかと思います。まあ、まだプレシーズンですし、J2のチームは柏レイソルとはまた違ったアプローチをしてくるでしょうけど、良い仕上がりではないでしょうか。

この試合で感じた最大のプラスアルファはGK藤田和輝でした。ビルドアップでの安定感とフィード力が素晴らしい。いまどきのGKはこうなんでしょうが、ビルドアップにおけるGKの重要性を改めて感じました。

●安定の六角形

昨季の「4-4-2」は継続。攻撃で風間宏矢が右インサイドハーフ、左のボランチが左インサイドハーフに上がるバランスも同じ。東京ヴェルディに移籍した見木友哉の役割を新加入の横山暁之がそのまま引き継いでいます。

83’久保庭 良太→谷田 壮志朗

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