2022明治安田生命J2リーグ第29節 vs.ファジアーノ岡山
https://jefunited.co.jp/matches/stats/29

尹晶煥 監督

（2週間前のJ2第27節・横浜FC戦[0●4]を振り返って）勢いよく試合に臨んだと思うが、失点をしてから崩れてしまった。冷静にサッカーができず、ああいった負け方をしてしまった。自分も含めていろいろな面で反省しないといけない。選手たちも、そう感じている。

（今節の相手・岡山の印象は？）前には必死に走って戦う選手がいて、後ろは安定しているため、安心して攻めに行けている印象がある。やってみないと分からない部分もあるが、この前の試合では勝ちに行きたい気持ちがすごく見えた。そういうところが良くなってきているので、上位にいるのではないか。セットプレーでけっこう点を取っているチームなので、そこも気を付けないといけない。

（連敗を喫して千葉の選手たちは）最初は悔しい気持ちも持っていたと思うが、いまは平気になっている。そういう切り替えも早いのかなと思う。1試合1試合勝ちたい気持ちはあると思うが、ピッチでそれが表現できるよう、うまく言わないといけない。（今後に向けて）8月の試合はすごく大事。いつも大事なのだが、大事と言っている時に負けてしまっているので、そこが一番自分としては悔しい。

MF 8 風間 宏矢

（先週末のヴァンフォーレ甲府戦が中止になったことで）攻撃やオーガナイズについてチームとして共有、練習する時間が長くなったことはプラス。（攻撃の形作りの部分で「ここまで詰められた」という手ごたえは？）全体の共通理解はできたと思う。1試合でポンッとできるかと言われるとそんな簡単な話ではないが、全体でちゃんと意識を持って試合に臨めると思う。

（今節の相手・岡山は）堅いサッカーをするのが特徴という印象。どこの相手でも点を取るのは簡単ではないので、特に「岡山が（堅い）」とは思わないが、センターバック（CB）の2人ははね返す力がある。（自身は今節どんなプレーをしたい？）いつも通り、チームが勝つために守備も攻撃も両方する。

ここからが本当に最終順位に関わる戦いになる。ここまでにいた順位もすごく大事だが、この残りの15試合で本当に決まってくるし、特にいまの（自分たちの）順位にいるチームなんかは、残り10試合を過ぎたあたりでどれだけ隙なく勝点を取り続けられるかが求められる。残り15試合、チーム全体で同じ方向を向いて戦う必要がある。

MF 21 秋山 陽介

（甲府戦が中止。今節・岡山戦までの間に取り組んだことは？）チームとしてもう一度やり方だったり、そういうところに対しての共通理解だったりを全員で話し合いながら高めていけた。話し合いながら、試合でそれをうまく出せるような準備を1人ひとりができていると思う。

（今節の相手・岡山は）前線に強い選手がいて、そこに対してボールを当ててきた中でのセカンドボールを拾って速い攻撃をしてくるし、両サイドの技術ある選手たちが攻めてきたり、ハイボールを使ったりもしてくる。あとは攻守の切り替えが非常に高いチームだ。

（今節・岡山戦に向けて）攻守の切り替えは相手の強みでもあるが、そこに対して負けずに自分たちが上回ることができれば、主導権を握れると思う。相手が狙ってくるボールに対して全員がしっかりセカンドボールを含めて反応していければ、自分たちの時間が長くなると思うので、そういうところを意識しながらやっていきたい。