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#尹晶煥 監督「まずは守備の意識を持って」【練習コメント】#新井一耀 #ブワニカ啓太(取材:EL GOLAZO)#ジェフユナイテッド千葉

2022明治安田生命J2リーグ第25節 vs.アルビレックス新潟
https://jefunited.co.jp/matches/contents/25

尹晶煥 監督

(前節・大分トリニータ戦[2●3]は)もったいない試合だったが、負けたということは自分たちの中で何かが足りなかったから。そこについてはみんな反省している。ただ、そこでガクンと落ちるのではなく「早く切り替えて次の試合に向かおう」という話は選手たちもしている。

(今節の相手・新潟は)本間 至恩選手が中心だが、サイドからの崩しもあり、ペナルティエリアの近くで決定力のある選手もいる。2列目から飛び込んでくるし、攻撃的に攻めてくることが多い。そういうチームに対し、どれくらい組織的に守備ができるかがカギになる。

(今節・新潟戦は)90分間集中する姿勢が必要。まずは守備の意識を持ってやらないといけない。失点をしなければ勝点1を取れるし、良い守備ができれば良い攻撃につながる。ただ夏場での連戦で、アウェイ2試合目ということを考えると、前から守備に行けないわけではないが、90分間を考えると厳しい。前から守備に行く時と行かない時があると思うので、そこは選手が統一してやらないといけない。

DF 6 新井 一耀

(前節・大分戦は)良い試合をしていただけに、みんな(失点)ゼロで締めて勝ちたかった気持ちはあったと思うが、ああいう形で(2-0から)逆転されてしまったので、ダメージはあると思う。ただ、そこを引きずっていてもしょうがないし、すぐに試合は来る。その日(大分戦)の終わった後のミーティングで「次に切り替えていこう」という話があったし、そういう姿勢で臨めると思う。次の試合がすごく大事になる。

(試合中の修正が)うまく行く試合もあれば、うまく行かない試合もある。うまく行かなかった時にどうしたら良かったのかと考えるのも大事だし、同じ状況が来た時、同じ試合にならないような考え方を持つことが必要。この試合(前節・大分戦)を無駄にしないためにも、これからの試合が大事になってくる。先の試合に自分たちの意識を持っていきたい。

(今節の相手・新潟は)守備も堅いし、前に個で打開できる選手がいる。組織的な部分でも良いサッカーをしているし、どんどんゴールに向かってくるプレーが多い。手ごわいチームだと思うし、簡単に行く試合ではないと思うが、自分たちがいま持っている力を全て出し切れるようにしたい。中央でも崩すことができるし、サイドでの個の打開もあるので、1対1のバトルもそうだが、いかに周りがカバーできるかが(千葉にとって)すごく大事だ。

FW 37 ブワニカ 啓太

(前節・大分戦で)ああいう負け方をしてしまい、大分に勢いをつけてしまった。ショックは大きく、落ち込んでいる選手も多いと思うが、試合が終わってロッカーに帰ってきた時はいつもの負けた時の雰囲気とは全く違い、「まだまだ上に上がるぞ」というプラスの声のかけ合いがあった。「自分たちはまだまだ強くなるな」と思ったし、今日(7月4日)から気持ちを切り替え、(今節)新潟戦に向けてやっている。

(櫻川 ソロモンとの2トップについて)攻撃では2人の距離感を意識している。(守備では)相手のセンターバック(CB)にとって嫌なことや、ボランチを2人で切ってパスを前に出させないよう、前からディフェンスをして自分たちの陣地に入らせないようにしようと意識している。自分たちがやられて嫌なことが分かっているので、それを相手にやろうと意識している。

(今節・新潟戦に向けては前節)大分戦の前半みたいに自分たちのサッカーをしたい。守備では監督の言っていることをちゃんと聞きながらも、ピッチの中で状況が変わったりしたら、自分たちでそれに気付いて対応したい。最後の笛が鳴るまで集中しないと前節と同じような結果になってしまう。新潟は良い選手ばかりで守備も攻撃もすごいし、J2の上位にいるチーム。やりがいのある試合になると思う。

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