●ターゲット・櫻川ソロモン

「3-4-2-1」への変化で「攻撃的守備」がある程度できるようになった2021年シーズンでしたが、常にハイプレスで奪えていたわけではありません。引いて守る場面も多く、そこから攻撃をどうするかという課題があったわけですが、その解答も割とあっさり見いだしていました。

櫻川 ソロモンが先発として定着したのがJ2第25節のアルビレックス新潟戦[0△0]からでした。それまでも先発、交代出場はありましたが、定着したのは8月からですね。大槻 周平、サウダーニャの定位置だったトップでプレーしはじめました。

ユン ジョンファン監督の現役時代はMFです。技巧派でパスワークがうまく、千葉のトレーニングでパスゲームに参加すると、いまでも現役選手より目立つぐらいうまいです。ただし千葉の監督としてはゾーンで低く構える戦術を導入していたので、ビルドアップよりもロングボールを多用する傾向がありました。

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