2021明治安田生命J2リーグ第22節 vs.ブラウブリッツ秋田
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尹晶煥監督

（前節・ザスパクサツ群馬戦[2〇0]について）前からうまくプレッシャーを掛けられているなど、後ろが守備をする時にやりやすくなったと思う。奪った後のビルドアップからの攻撃も最初はうまく行っていなかったが、徐々に良くなって自分たちのペースになったと思う。最初の15分くらいはミスも多かったし、動けていない感じだったが、飲水タイムの後に少しずつ良くなってきたと感じる。

（リーグ前半戦を振り返って）少し残念な試合もあったし、こういう結果なので受け入れるしかない。3バックに変えてから少しずつ良くなっていると思うので、これからどういう風に発展していくかが大事になる。これから暑くなるので、暑さ対策もしっかりやらないといけない。

（秋田戦は）後半戦スタートなので、これから1試合1試合大事にしないといけない。ちょっと弱いと思っているチームにいつも千葉は負けているので、それを切り返したい。秋田戦から中断までの3試合、勝つイメージはみんな持てているが、そこをまず勝って、あとのところはあとで考えればいいかなと思う。

前回の秋田戦[J2第3節／0●2]は相手の力、スピード、運動量に負けてしまった。そういうチームに千葉は少し弱いところがあり、変に早い時間でやられてしまったので、そういう反省も含めて今回は準備している。向こうは右サイドバック（SB）が移籍しているので、そこに誰が入ってどういう感じになるかがポイントになる。一緒に戦うことが前提で、秋田のように強く来るチームに対しては速くボールを動かすこと、速くサポートして3人目のプレーをもっとしないといけない。相手はロングボールが多いので、そこに負けないようにセンターバック（CB）が競ることと、その後のセカンドボールを拾うことが重要になる。きのう（7月9日）ロングボールに対するトレーニングもしたし、セカンドボールもどういうポジションを取った方がいいか話はした。あとは選手たちがどれくらい応用しながらできるか。

（チームの攻撃について）後ろが3枚なので両ウイングバックが高い位置を取れると（攻撃の）人数が増えるのは良いところだと思う。そういうところをうまく（小林）慶行（コーチ）がコントロールしながらトレーニングを常にやっている。選手たちも攻撃が好きだし、みんな（ボールを）受けようとしているが、受けようとするだけではなくて裏を狙うところも話はしている。相手の深いところまで行っても、そこからの崩しがまだまだ足りない。そこはコンビネーションプレーとかシュートの意識を持って、そういうプレーが出ないとなかなかチャンスは作れないと思う。そこは常に練習でもっとやらないといけない。もっと細かく、パス1本で点が取れるようなパスがいま1本も出てきていないので、それをもっとチャレンジしていこうという話はしている。

（スタメン選定について）今回は船山 貴之が退場で試合に出られないということで、ほかの選手を入れる。ただ昨季のような連戦がないため、できれば固定していった方がよりお互いサッカーしやすくなる。コンディションが悪くなったら代えることは考えられるが、基本は1回固定してしまうと、代えるのが難しくなるのは仕方がないと思う。