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隔世の感ある完勝…目を見張る抜群の守備【FIFA U-20 ワールドカップポーランド2019】グループステージ第2節 #日本代表 3〇0 #メキシコ代表 #daihyo #U20WC

FIFA U-20 ワールドカップ ポーランド2019 グループステージ第2節
日本 3〇0 メキシコ
http://www.jfa.jp/national_team/u20_2019/u20_worldcup2019/groupB/match_page/m15.html

●隔世の完勝

宮代大聖が2ゴール、田川亨介が1ゴール。守ってはシャットアウトと快勝でした。エクアドル戦の前半はどうなることかと思いましたが、2戦目は存分に力を発揮してくれました。

この大会を初めて見たのは1979年ですから、かれこれ40年になるわけです。ディエゴ マラドーナのアルゼンチンが優勝。開催国の日本のメンバーは風間八宏、都並敏史など現在では指導者の中でもベテランになっております。40年間にいろいろな日本代表があったわけですが、だいたいストライカーがいない、ロングボールに弱いなど、どこか欠けているところがありました。それが足りないのを前提でやってきたわけです。

しかし、今回の日本は「普通に強い」。ロングボールは着実に跳ね返すし、決定的なチャンスはFWがピシャリと決める。フィジカルコンタクトには負けない、パスワークもいい、突破力で圧倒する……足りないものがない。「ない」を前提にしたチームになっておりません。これはひょっとしたら初めてじゃないですかね。もうね、ひと昔前から比べても隔世の感がありますよ。

●宮代、田川の決定力

メキシコは中盤ダイヤモンドの「4-4-2」でスタート、これは日本にとって予期していないフォーメーションだったそうです。

「知る限りはなかった形。ただ、察知してからは自分たちのボールにすれば安定したポゼッションができる。相手を見ながらプレーできた」(影山雅永監督)

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