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神戸のバルサ化は成功するのか…#曺貴裁 劇場となった記者会見【戦術分析:国内】J1第23節 #湘南ベルマーレ 0-2 #ヴィッセル神戸

明治安田生命J1リーグ第23節
湘南ベルマーレ 0-2 ヴィッセル神戸
https://www.jleague.jp/match/j1/2018/081907/live/

●ナマエスタと半分バルサ
ナマのアンドレスイニエスタを見ようとチケットは完売御礼、満席のShonan BMW スタジアム平塚。「自由席はお詰めください」の場内アナウンスの後、「今日はマジです」のひと言がありました(笑)。あれですね、ゴール裏とかはピッチ内に桟敷席を作ってしまっても良かったかもしれませんね。

神戸が「バルサ化する」みたいなことを言い出した時には、「いまさらか!?」と思わずにいられませんでした。また、世界的にもバルサ化できたチームはペップ監修以外ほぼないので無理だと正直思っていました。ところがどっこい、イニエスタが来てルーカスポドルスキが復帰したら、あら不思議、何となくバルサっぽくなっているではありませんか。

左にイニエスタ、右にポドルスキと攻撃の緩急を操作できる選手がいるので、攻め込むところと止めるのと、ちゃんと判断ができています。特にリードしたら、アクセルを踏み込むのではなく減速運転にシフトできるのはこの2人あってのことでしょう。

ポドルスキと右で組むことが多い郷家友太は、急速にサッカー脳が鍛えられているのではないでしょうか。ポドルスキに代わって守備をやり、縦へ走り、時間を使いと、どうプレーすればいいのかを学んでいる感じがします。

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