機能すれば魅力的なサッカーも…目標とのジレンマ【マッチレポート】J2第23節 #ジェフユナイテッド千葉 3●4 #ツエーゲン金沢
明治安田生命J2リーグ第23節
ジェフユナイテッド市原・千葉 3●4 ツエーゲン金沢
https://jefunited.co.jp/top/matches/2018/0715/result/
●3-1からひっくり返される
よく「2点差は危険なスコア」と言われます。2点差が付いてしまうとリラックスしてしまう、リードされている方は捨て身で攻撃してくる、1点差に詰められるとパニックになりやすい……、などの理由があるようです。ただ、強いチームは違います。2点差はセーフティーです。
2018FIFAワールドカップ ロシア決勝、フランス代表は54分にエンゴロ カンテを引っ込めました。点差は1点のリードでした。これまで皆勤賞のカンテを交代させたことでディディエ デシャン監督の勝負勘が称賛されていますが、交代理由はとてもシンプルだと思います。
カンテはすでにイエローカードをもらっていた。2枚目で退場の危険がある。クロアチアにひっくり返されるとしたら10人になった場合ぐらいだろう。スティーブン エンゾンジもいるし、ここは交代すべきだ、ということでしょう。まあ、2点差なら分かりますが、1点差でやったので自信あるんだなとは思いましたけどね。
はい、前置きが長くなりました。3-1からひっくり返されております。「3-4-3」でスタートしてイマイチのまま先制され、「4-4-1-1」に変えてセットプレーからの3連発で3-1と逆転成功。強いチームなら、これで試合は終わりです。塩漬けです。しかし、終盤に3発食らって逆転負け。天皇杯に続いて失点に歯止めが掛かりません。
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