【レビュー】J2第36節 千葉3〇1岡山「後半に盛り返して最後は手堅く締める」
2017明治安田生命J2リーグ第36節
ジェフユナイテッド市原・千葉 3〇1 ファジアーノ岡山
http://jefunited.co.jp/top/matches/2017/1007/result/
●「4-4-2」で3ゴール
町田也真人の負傷欠場で「4-4-2」を採用。それが当たった、というわけではないと思いますが、3ゴールで快勝です。
立ち上がりは岡山に攻め込まれる場面もあり、21分には先制点を許しますが、近藤直也のヘディングシュートで同点。後半にはCKから乾貴哉の鮮やかなヘディングシュートが決まって2-1と逆転します。ハイライトは59分のラリベイによる3点目でした。右足のミドルシュートなのですが、ブレ球のようでブレ球でもなく、スライスしてゴールへ飛び込む、軌道の美しいゴールでした。
「前半にチャンスを外していて少しイライラしていたのをぶつけた」(ラリベイ)
あまりミドルシュートの印象のなかったラリベイですが、けっこう凄いのを持っているじゃないですか。2点差にしてからは大久保裕樹を投入して5バック気味にして岡山の反撃を封じます。前半はイマイチでしたが、後半に盛り返して最後は手堅く締めてと、いい勝ち方だったのではないでしょうか。
●近藤のゴールで追いつく
「(2ボランチは)シーズンの始めに試そうとしたが、あまりいいとは思わなかった。今日は(佐藤)勇人と(矢田)旭がよくやってくれた。攻撃に重きを置いた。ビルドアップは上手くいくと思っていた」(フアンエスナイデル監督)
「4-4-2」といってもMFの両サイドが為田大貴と船山貴之(前半途中からは清武功暉)ですから、「4-2-4」みたいなものです。「攻撃に重きを置いた」以外に考えられない人選でした。
※Football Tactics Webにて左上の番号を入力すると、戦術ボードを共有できます。
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