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【試合コメント】天皇杯2回戦 千葉1〇0東京V フアンエスナイデル監督「後半はカウンター狙いで、少し引き気味にした」ほか(取材:EL GOLAZO)

第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦
ジェフユナイテッド市原・千葉 1-0 東京ヴェルディ
http://jefunited.co.jp/top/matches/2017/0621/result/

フアンエスナイデル監督
僕らの方から見て、良い試合だった。もちろん大会に関係なく、勝つことが大事。やる気をもう一度出すこともできた。地元で強い試合を続けることも大切だ。

(数多くの決定機を決め切れなかったが?)大切なのはゲームの中でチャンスを作り出すこと。前半はプレスを掛けてボールを奪ってからシュートチャンスがあった。後半は少し変化を加え、カウンター狙いで少し引き気味にした。それもうまく行った。なぜなら3回くらい明確なシュートチャンスがあったからだ。決定力が足りないのは結果に反映されている。

MF 8 清武功暉
(決勝点となったFKについて)ボム(キムボムヨン)がフェイントしてくれた時にGKが一歩動いた。GKが戻っているところを狙いながら、うまくラリベイと(町田)也真人くんが(ボールを)隠してくれた。狙える距離だったし、いいゴールだった。FKは自分の持ち味だと思っている。自分から積極的に仕掛けたことによって生まれたFKなので、あのような場所でもっと仕掛けを増やし、チャンスを増やしたい。

(FK以外にも決定機があったが?)僕も一対一があったし、ラリベイも多くのチャンスがあった。也真人くんがいいボールを供給してくれていたので、決めてあげないといけない。ラリベイは次の試合、しっかり取ってくれると思うので、僕も決められるようにしっかりと準備したい。

GK 23 佐藤優也
1-0で勝てて良かった。上に続く大会なので、プレーする以上、上を目指してやりたい。あのゲーム(東京Vに0-3で敗れた明治安田生命J2リーグ第14節)も初めに点が入っていれば、どうなるか分からない試合だったし、先制点は自分たちにとって大きかった。

(後半、最終ラインを下げて、カウンターを狙う戦術に変えたが?)試せるチャンスだった。そこで我慢という部分が出た。カウンターからのチャンスを点にして、もっと楽なゲーム運びにできれば良かった。割とうまくできていたし、そこで点が入っていれば良かったとは思う。

ロティーナ監督
とても強度の高い試合だった。千葉は前半、ハイプレスを掛けてきたので、とてもプレーするのが難しかった。(一方で)後半の立ち上がりに同点に追い付くチャンスを作れた。後半は千葉が前半よりリトリートしてきたので、ボールを持って攻撃することができた。多くの決定機を作ることもでき、特に最後の決定機は惜しかった。自分たちにとって収穫のある試合だった。普段、プレーしていない選手たちをチェックするためにも、ケガから回復した選手をチェックするのにも良かった。誰も負けることは好きではないし、悔しい思いもしているが、収穫のある試合だった。天皇杯という重要な試合に勝ったジェフを祝福したい。

MF 32 二川孝広
(途中交代での監督からの指示は)ドウ(ドウグラスヴィエイラ)と近い位置でボールを受けて、攻撃に絡むように言われ、トップ下的な感じでプレーした。スペースもあり、ボールを受けやすかった。ワンツーやコンビネーションでの崩しは引かれた状態の時には有効になる。あとはゴール前の質を良くすれば、違う結果になったのかなとも思う。結構、点を取れそうな雰囲気もあったので、結果を出したかった。

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