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【インタビュー】VOL.21「森本貴幸~シュートの回数をもっと増やしたらゴールも増える」(取材・構成:西部謙司)(1,947文字)2014/08/07

 昨季途中から加入、大きな話題になりました。2010年南アフリカW杯の日本代表でしたからね。イタリアや中東でプレーした後にジェフに来てくれたわけですが、スタメン定着までに1年かかったのはやや意外ではありました。今季もなかなか出場機会がなかったのですが、フォーメーションが2トップになってからはコンスタントにプレーしています。

 森本選手は日本人には少ない純粋なストライカーです。ゴール前の修羅場に踏み込んでいって点を取れるタイプですね。ケンペス選手が高さと強さとすれば、森本選手は一瞬でシュートへ持っていくキレが持ち味のストライカー。今季はコンディションも良くなり、鋭いキレが戻ってきているような気がします。


――スタメン定着までに時間かかった理由は何だったのでしょうか。
森本「単純にフォーメーションが1トップで、ケンペスと一つの椅子を争うことになったのですが、ケンペスのほうが実績があった。コンディションも昨季はもうひとつでした。今季は動き回れていたので、出場機会がなかったのは残念に思っていました」

――フォーメーションが2トップになって、ケンペスと組んで先発で出場するようになりました。ケンペスとのコンビネーションはどうでしょうか。
森本「以前から、ケンペスとは2トップになったらこういう動きをしようと話していました。1人が引いたら1人が裏とか、基本的な部分ですけど」

――守備に関してはいかがですか。

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