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【レビュー】J2第35節岡山3-0千葉@カンスタ「連敗でプレーオフ進出にイエローランプ点滅、いまこそ力を結集せよ」(2013/9/30)2,268字

絵に描いたような完敗
 前節の東京ヴェルディ戦は今季最悪級の出来でしたが、今回は完敗中の完敗という感じです。森本貴幸とケンペスの2トップが企画倒れだった前節よりも、プレーぶりはマシだったのですが負けっぷりが…。

晴天の岡山
 kankoスタジアムに着くと、入口付近に立て看板。<ようこそ岡山へ!>と大書してあります。さらに少し小さめの字で<遠く千葉からありがとうございます。どうぞお手柔らかにお願いします。>というような文言が。いや、お手柔らかにしている余裕はないのですが、10位の岡山はさらに切羽詰まっているのでしょう。

 岡山は日本でも晴天が多いので有名だそうです。確かによく晴れていて、メインスタンドから左手には丘のような山々が見えます。だから岡山なのかな。雲が山の斜面にところどころ影を作り、心地よい風がスタジアムを吹き抜けていました。

 千葉は高橋峻希が負傷欠場、左SBに大岩一貴をもってきました。さらに右SBに竹内彬を入れて、米倉恒貴のポジションを一つ前へ。トップ下に大塚翔平が復帰、1トップは森本でした。一方の岡山は、3-4-2-1のフォーメーションです。

千葉 先発フォーメーション

[4-2-3-1]
森本
谷澤 大塚 米倉
佐藤健 佐藤勇
大岩 山口智 キム 竹内
岡本

岡山 先発フォーメーション

[3-4-2-1]
押谷
清水
田所 島田 千明 田中
近藤 後藤 篠原
中林

「立ち上がりは悪くなかった」(千葉・鈴木淳監督)

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