「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

ミスの連鎖で3失点。繰り返される課題/J1 第29節 柏 vs 東京V【マッチコラム】

2024明治安田J1リーグ 第29節

柏 2−3 東京V

2024年8月31日 三協フロンテア柏スタジアム 19:03KO

得点者:8分 細谷真大(柏)、15分 木村勇大(東京V)、30分 山見大登(東京V)、45+1分戸嶋祥郎(柏)、55分 翁長聖(東京V)

●スタメン

GK佐々木雅士、DF関根大輝、犬飼智也、野田裕喜、ジエゴ、MF白井永地、戸嶋祥郎、マテウス サヴィオ、FW鵜木郁哉、小屋松知哉、細谷真大

 

試合開始直後に、関根大輝のクロスから細谷真大の決定機を迎えた。ここではGKマテウスの好セーブに阻まれはしたが、その良い流れのまま、8分には細谷のシュートが決まり、柏が幸先よく先制点を奪った。

自分たちが先制し、ここからゲームをコントロールして巧みに試合を進めていくかに思えた。しかし先制以降に見せた試合運びは、そんな姿とはほど遠く、あまりにも稚拙な試合運びだった。

結論から言えば、喫した3失点はいずれも自分たちのミスが引き金となっている。

サッカーにミスはつきものである。仮に一つミスが発生したとしても、周りの選手がリカバーできれば、そう簡単には失点にはつながらない。しかし現チームが抱える問題点は、ミスが二つ、三つと立て続けに起こり、それが致命的な失点につながるということ。

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