「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

中断期間の取り組みについて〜前編〜【レポート】

7月26日の中断期間のトレーニング始動から、リーグ戦が再開する8月7日の浦和戦まで、準備期間は12日間。十分に時間があるとは言えないが、4月から約3カ月間も続いた連戦により、ほとんどトレーニングらしいトレーニングができなかったことを考えれば、この12日間で課題を修正できるか否かで、残り14試合の結果が大きく左右されると言っても過言ではない。

この期間内で特に立て直しが必要なのは、失点の多い守備面であることは明白だ。

そもそも、昨年の夏の中断期間中に守備戦術を徹底して行い、今年の開幕当初までは安定感の見られていた守備面が、簡単に失点を許すようになった原因は何か。

そこについては、中断に入る前にも、監督・コーチ陣から守備に関する話や、選手同士の話し合いもあったことだろう。中断期間に入り、オフを挟んだことで、ある程度選手たちも整理が付いたはず。具体的にトレーニングを通じてどこをどう修正するかは、ここからコーチングスタッフから提示があると思うが、選手が中断前の課題をどのように捉え、何をテーマに中断期間での修正を見据えているかを聞いてみる。

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