「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

あまりにも軽い3失点。改善されない守備意識の希薄さ/J1 第24節 柏 vs 川崎【マッチコラム】

2024明治安田J1リーグ 第24節

柏 2−3 川崎

2024年7月20日 三協フロンテア柏スタジアム 19:03KO

得点者:4分 山田新(川崎)、10分 山田新(川崎)、12分 白井永地(柏)、67分 垣田裕暉(柏)、79分 脇坂泰斗(川崎)

●スタメン

GK松本健太、DF片山瑛一、犬飼智也、古賀太陽、ジエゴ、MF白井永地、戸嶋祥郎、山田雄士、FWマテウス サヴィオ、垣田裕暉、木下康介

 

立ち上がりの悪さは相変わらずで、前半10分間で許した2失点がこの試合を難しくしてしまった。

山田雄士は「フワッと入って、自分自身含め、受けて入ったのかなと思います」と、その入りの悪さについては、そう反省の弁を発した。

理由にはならないが、うだるような暑さによる集中力の欠如とも見られなくもないこの状況だが、集中力という言葉で片付けるよりは、むしろチーム全体に蔓延した守備意識の希薄さが原因だと思っている。

守備の局面では、柏の選手は各ゾーンにポジションは取っている。だが、クロス対応を含めて、それぞれの選手が相手選手を掴み切れていたのか、寄せ切れていたのかどうか。

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