「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

ネルシーニョ監督「両者にとって妥当な結果だった」/YBCルヴァンカップ GS-1 柏 vs 鹿島【試合終了後コメント】

○ネルシーニョ監督

「今日のゲームは入りから非常に激しく、前半、特に15分から20分ぐらいまでは相手のプレスにやられる時間が続いて、我々が今日のシナリオとしては球際のバトルを制したものが結果、勝ちで終われるんだと、そこの部分を理解するのに選手たちがピッチの中で少し時間がかかってしまったのかなと思います。ただ、受け身じゃなくて、こちらがより前に出ていけるようになってからは、ゲームの運びというものが五分五分、もしくはそれ以上のボールの攻防が続いたと思いますし、ハーフタイムに入ってからは、前半15分、20分以降の戦いを続けるんだと、選手たちには声をかけて、戦術的なところではうちのボランチが少し下がり過ぎてしまうところで、相手に球を引き出されるとか、攻撃になったときにうまくボランチを経由して、2トップのヒデ(真家)、武藤に球を供給することができていなかった部分があったので、攻守において、これはボランチだけではないんですけど、矢印を前に向けるようにというふうに選手たちに指示を出しました。それで人を代えて、より攻撃的な部分で動きが出だしてからは我々がボールを握る時間も前半に比べて増えたと思いますし、今日の結果は両者にとって妥当な結果だったと見ています」

 

−今日はリーグ戦とは違うシステムでしたが、どういう狙いだったのでしょうか?

「今日のシステムの4−4−2は前節のリーグ戦のアビスパ戦でも同様に採用したシステムでもありますし、狙いとしては相手陣地でしっかりボールを動かしながら、相手陣地でボールを握ると、前に2トップを置くことでより相手の陣地内、ボックス内で脅威になるようなプレーが増えるんじゃないかと、そこを狙って今日のシステムを採用しました」

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