「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

開幕戦は土壇場で追いつく引き分けスタート。中村慶太の戦列復帰は大きな収穫/J1第1節 柏 vs G大阪【マッチコラム】

2023明治安田生命J1リーグ 第1節

柏 2−2 G大阪

2023年2月18日 三協フロンテア柏スタジアム 15:03KO

得点者:42分 片山瑛一(柏)、49分 宇佐美貴史(G大阪)、54分 ダワン(G大阪)、90+8分 細谷真大(柏)

●スタメン

GK佐々木雅士、DF片山瑛一、立田悠悟、古賀太陽、三丸拡、MF高嶺朋樹、山田康太、仙頭啓矢、FWマテウス サヴィオ、細谷真大、小屋松知哉

 

立ち上がりから続いた拮抗した試合は、42分に右SBの位置から中央に入ってきた片山瑛一がクリアボールに反応し、右足アウトサイドで叩いた低い弾道のシュートで柏が先制点を挙げた。

だが後半は、最終ラインからクサビのパスを入れ、その落としからサイドを使うG大阪の攻撃を受けて、49分、54分と立て続けの失点によって逆転を許してしまう。

失点してからは、点を取りに行きたいがゆえに、少し前半よりも距離が遠くなったのは感じました」(古賀太陽)

リズムが悪くなった時間帯。攻撃の単調さも目立った。

67分、ネルシーニョ監督が動き、高嶺朋樹とマテウス サヴィオに替えて、椎橋慧也と中村慶太を投入した。交代に狙いについて、椎橋は「中盤でボールを持ちたい、押し込む時間帯を作りたいという監督の意図があった」と話した。

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