「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

染谷悠太 特別インタビュー第3回「アカデミーコーチ就任の経緯」【インタビュー】

■ 染谷悠太 特別インタビュー第3回(全4回)

――現役時代に、すでに指導者の思考になっていったとのことですが、最終的にどのタイミングで指導者になろうと決断したのでしょうか?

「常々レイソルの試合を見ていたり、自分が出ている試合を見ていたときに、奥さんから『目線が今までとは違うね』と言われていたんです。今までは『こうした方が良かった』と言っていたのが、『この選手はどういう意図を持ってパスを出したんだろう』と、そういう話をしていたら、奥さんから『それは選手の目線じゃないよね』と言われました。家に帰って、自分の試合の振り返りや反省を話していると、奥さんはいつも家事をしながらそれを聞いてくれていたので、自分の変化に気づいてくれたみたいです。それを言われて自分でも『確かにそうだよな』と思いました。奥さんとのそういう会話で、確定になった感じです」

(残り 1645文字/全文: 2014文字)

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