「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

加藤匠人、来年は存在感を増してチームを引っ張る存在に【インタビュー〜後編〜】

■ 加藤匠人、来年は存在感を増してチームを引っ張る存在に〜後編〜

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――加藤選手は、前半戦はルヴァンカップでは4試合、リーグ戦は1試合の出場でしたが、後半戦に入ると出場機会が増えていきました。メンバー入りが増えてきた頃に、ネルシーニョ監督に「加藤選手の出場機会が増えていますが?」と聞いたところ、「トレーニングで非常に良いパフォーマンスをしている」とおっしゃっていました。加藤選手自身、その手応えを感じていましたか?

「春先はルヴァンカップで使ってもらえて、5月ぐらいからは少しずつリーグ戦でベンチ入りができるようになりました。練習でも良い感覚があって、その時はボールタッチやキックの感覚がとても良かったです。ルヴァンカップを経験して自信がついたというか、まだJリーグの舞台に立ってはいなかったけど、プロの試合でも自分はできるという自信がついたから、その自信がプレーにつながり、少しずつ評価も上がったのかなと思います。キャンプでも『やれている』という感覚は少しありましたけど、がむしゃらにやるだけじゃなくて、自分の特徴を表現して、自分がどうやってこのチームに貢献していくかというのが明確になって、アピールできるようになったと思います」

(残り 3952文字/全文: 4471文字)

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