「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

2022年シーズン総括①「若人たちの躍動」【総括コラム】

去る2022年11月21日、『2022Jリーグ 最優秀育成クラブ賞』の発表があり、昨年に続き柏が2年連続で同賞を受賞した。

今年はゲームキャプテンの古賀太陽をはじめ、ベストヤングプレーヤーに輝いた細谷真大、キム スンギュ移籍後、スタメンに定着した佐々木雅士が主軸としてプレーしたのに加え、アカデミー出身の若手選手たちの好パフォーマンスは、今後に向けて希望を抱かせるものだった。

昨年の最優秀クラブ賞受賞について、今年の始めに布部陽功GMが「今までずっと頑張ってきたクラブとアカデミースタッフの結果」と言ったとおり、これまで育成の注いできた努力の賜物である。

柏は以前から育成には定評があった。

酒井直樹(現U-18監督)、明神智和、大谷秀和、酒井宏樹、工藤壮人、中村航輔、中山雄太など、その時代その時代でチームの主軸を担う選手を輩出してきた。

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