「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

加藤匠人の挑戦「ラスト3試合、自分がチームを勝たせるためにも結果にこだわりたい」【コラム】

「残り3試合で爪痕を残したいですね」

リーグ戦6試合連続ベンチメンバー入り、そして3試合連続出場中と、終盤戦に入って出場機会を伸ばしている加藤匠人は、ラスト3試合に向けて意気込みを口にした。

茨田陽生、秋野央樹、手塚康平。柏アカデミーはこれまで多くのパサーを輩出してきたが、加藤は、その系譜を受け継ぐ選手である。

後半戦の14試合に限れば、8試合出場は6名のルーキー中最多。以前、ネルシーニョ監督に加藤についての質問を投げかけた際にも「味方の足元に入れるハードボール、相手のラインの背後の空いたスペースに入れるボール、そこをうまく使い分けられる非常にクレバーな選手。日頃のトレーニングの中から頭角を表してきている」と評価が高かった。

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