椎橋慧也「早い段階で先制されて苦しい展開になった」/J1第29節 浦和 vs 柏【試合終了後コメント】
○椎橋慧也
−試合を振り返って。
「中盤での球際の攻防で負けていましたし、出足の部分で浦和には足元がうまい選手が多い中で、そこを潰しきれなかったのが、早い段階で先制されてそれが苦しい展開になった要因だと思います」
−途中からダブルボランチに変えましたが、それ以降について。
「1ボランチの脇、背後を使われて、それでダブルボランチにして真ん中は防げて、前半の飲水明けぐらいからは前からプレッシャーにいけて、浦和の選手も苦し紛れにクリアする場面も多くなったので、ああいうゲームを立ち上がりから内容も変わってきたと思います」
−ダブルボランチに変えるゲームも今まで何度かありましたが、なかなか結果につながらない。
「3−5−2で入って、相手に先制されて僕らが優位に試合を運べていない中でダブルボランチにして、ゲームを再構築する感じで、その段階で相手に先手を打たれているので、僕らとしてはその状況を作らせないことが一番大事。ダブルボランチにした時点で僕らが後手を踏んでているということなので、そういう状況を最初から作らせないようにしないといけないと思います」
−2トップと1トップとのプレッシャーのかかりやすさの違いは?
「2トップの方が僕の脇のスペースは空いてくるんですけど、CBに運ばれる確率は減ると思うし、中盤3枚の運動量は減ると思いますけど、うまくいっている時期はその3枚のスライドや、後ろの5バックのスライドで潰し切っていたことがうまくいっていた要因なので、そこは2トップで僕らも自信を持って戦っていました。そこはもう一度修正して臨みたいと思います」