「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

古賀太陽「押し込んでいるときこそどう守るかは準備してやらないといけない」/J1 第28節 磐田 vs 柏【試合終了後コメント】

○古賀太陽

−武藤選手とドウグラス選手が2トップを組んで、古賀選手、田中選手、椎橋選手から何本も楔の縦パスが入るようになった。2トップについて。

「二人の関係性は後ろから見ていてもわかりやすいですし、一人が抜けて一人が落ちてきたり、その役割もはっきりしているのかなと一緒にやって感じるので、自分達からもボールを入れやすいですし、タイミングとしてもこっちが入れやすいタイミングで落ちてくれているというのもあると思います。今日は自分たちがボールを持つ時間が長かったというのもあると思いますけど、そのへんは一個縦に入れられるのは強みだと思います」

 

−二人がいることで前から圧力をかけて、縦に入れて崩すという形が見えてきた。

「やっぱり外だけの攻撃だと相手もわかりやすいですし、内側に入れるからこそ外が空くと思うので、そこはいろいろな攻撃バリエーションを増やさなければいけないと思っていた中で、今日こういう縦パスを数多く入れられたのはプラス要素だと思います」

 

−65分ぐらいまでは攻守においてバランスの良い試合ができていたが、途中からああいうことになってしまった原因は?

「失点のところは絶対に許してはいけないシーンでしたし、確実に勝点3が必要な試合だったのであり得ないという感じがします。前節に続いてリスク管理が課題だと感じていて、押し込んでいるときこそどう守るかは準備してやらないといけない。そこは最終ラインの人間だけじゃなくて、攻めているときこそどう守るかを突く詰めてやらないと、カウンターを受ける回数は多いのかなと、背後を取られやすいので、次に向けて修正しないとこういう試合が続いてしまうと思います」

 

−古賀選手自身はどういうことを意識していた?

「ラインのところだったり、コミュニケーションはより取らなければいけないと試合前から思っていましたし、実際にそういう部分で失点するまではある程度うまくいっている部分が多かったと思います。ただ、一瞬の緩みや隙を与えてしまったからこういう結果になってしまったと思うので、そこは自分も含めて反省しないといけないと思います」

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