「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

この非常事態も、若き守備陣にとっては殻を破る大きなチャンス/J1 第28節 磐田 vs 柏【プレビュー】

2022明治安田生命J1リーグ 第28節

磐田 vs 柏

2022年9月3日 エコパスタジアム 18:30KO

 

〔過去5戦の対戦結果〕

2022年4月2日 J1第6節 ○2−0 H 得:マテウス サヴィオ、戸嶋

2018年8月19日 J1第23節 ●0−2 A

2018年5月5日 J1第13節 ●1−2 H 得:江坂

2017年11月18日 J1第32節 ○1−0 H 得:オウンゴール

2017年5月20日 J1第12節 ○2−0 A 得:クリスティアーノ、中川

公式戦通算:17勝24敗5分(アウェイ通算:9勝9敗4分)

 

〔展望〕

今季最多の6失点を喫したFC東京戦を分析するネルシーニョ監督は、今週初めのトレーニングでは選手たちに今一度インテンシティの重要性を説き、戦術面においてもスペースを与えてしまった守備陣形に関して修正を図った。

先日、柏市内では完売だったレイソルダイジェストが掲載されたサッカーダイジェスト、あの中の、私が執筆を担当した「躍進を果たした3大ポイント」の最初の項目に、走行距離とスプリント回数の増加がある。昨季に比べて全体的には数字は飛躍的に伸びたが、前節のFC東京戦に関しては走行距離・スプリント回数とも相手を下回った。

もちろん闇雲に走れば良いというものでもない。しかし現在サッカーでは強度高く戦わなければ試合には勝てない。ネルシーニョ監督がFC東京戦を「特に守備の部分ではインテンシティが足りなかった」と分析するように、今季の躍進の原動力となった攻守における強度の高さは、前節に関しては明らかに足りていなかった。

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