「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

流れを変えたネルシーニョ采配、そして土壇場でチームを救ったのは、またしても武藤雄樹!/J1 第26節 清水 vs 柏【レビュー】

2022明治安田生命J1リーグ第26節

清水 1−1 柏

2022年8月21日 IAIスタジアム日本平 18:03KO

得点者:8分 チアゴ サンタナ(清水)、90+4分 武藤雄樹(柏)

●スタメン

GK佐々木雅士、DF大南拓磨、高橋祐治、上島拓巳、古賀太陽、MF戸嶋祥郎、ドッジ、椎橋慧也、マテウス サヴィオ、FW細谷真大、小屋松知哉

開始8分、前節の広島戦に続きセットプレーの失点で幕が開けた。

セットプレーの課題については、改めてここで指摘するまでもないだろう。しかもその失点のほとんどがニアでやられており、今回の清水戦では失点場面以外でも相手に先に触られる危ない場面が多かった。清水のゼ リカルド監督が「相手のニアで触るという、準備してきたことをやってくれて、ゴールにつながりました」という言葉を聞いても、柏のセットプレーをスカウティングし、問題点を徹底的に狙う準備を積んできたことがわかる。

その後は柏が押し込んだとしても、チアゴ サンタナを起点としたカウンターで押し返されてしまい、陣地を回復されてしまうばかりか、追加点を奪われてもおかしくはないピンチを数多く作られてしまう。

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