古賀太陽「押し込む時間を長く作れたことで、結果的にあのゴールにつながった」／J1 第26節 清水 vs 柏【試合終了後コメント】

2022年08月21日 12時21分　
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○古賀太陽

−清水が引いたというのもあったと思いますが、後半はかなり押し込みました。前半からどういう部分が変わりましたか？

「システムの変更を含めて、ある程度前にかける人数を増やせたのかなというのがあって、あとはリスク管理のところを相手の1トップに対して自分と（高橋）祐治くんで余裕を持ってみることができたというのもありますし、悪い失い方からのカウンターはある程度少なくできて、システム変更というのは大きく展開を変えた理由だと思います」

−後半はアンジェロッティ選手や山田選手が間で引き出してくれていたので、古賀選手としても縦パスを刺す狙いを持てていたようにも見えましたが？

「そうですね。スカウティングよりあまり自分のところに（プレッシャーに）来なかったので、入っていくシーン、刺すシーンは多く作れたと思いますし、みんなの立ち位置もうまく噛み合っていたと思うので、そこは良かったと思いますけど、ただ入れた後のゴールまでの持っていき方は課題として残っているので、まだまだやっていかなければいけないと思います」

−土壇場で追いついた勝点1の意味。

「ひとつ負けると連敗しがちなチームではあったので、そこをなんとか1でも積むことができたのはポジティブに捉えていいと思いますし、本当に勝点を積み続けるしか上にはいけないとt思うので、できれば3が欲しかった試合ですけど、試合展開なり、失点した時間を含めると、よく追いつけたのかなというのがあります」

−連勝から連敗という流れが今季は二度ありますが、今回連敗しなかった要因。

「言葉にしなくてもみんなが連敗してはダメだというのは理解していたと思いますし、展開的にも自分たちが押し込む時間は、いつもより長く作れた試合だったと思うので、それが結果的にああいうゴールにつながったと思いますし、今日の相手に限らずどんな相手にも自分たちの時間を今日ぐらい作っていければ負ける試合を少なくしていけると思うので、今日の試合をきっかけにしてやっていければと思います」

−武藤選手が、周りの選手が動いてくれたおかげで、自分はゴール前で駆け引きができたと話されていました。そのチームの戦い方について。

「飲水タイムでも武藤さんと話をしましたけど、武藤さんも中央から離れたくないと話していましたし、システム的に武藤さんが外に流れたり、落ちてきてしまうとゴール前に飛び込むことができなくなってしまうので、そこは中に残っていくという会話はしていました。そのへんはチームとしてというよりは、その場その場で選手が一番良い選択できているからああいうゴールにつながったと思います。ただ、攻撃のパターンはもっと増やさなければいけないので、そこは課題としてやっていかなければいけないと思います」

−セットプレーの失点と、時間帯について。

「それもみんな自覚していますけど、守り方を変えてみたほうがいいんじゃないかという話もしていますし、チームとしてどうするかなので、選手の意見だけでどうにかなる問題ではないですけど、シーズン序盤にうまくいっていたので、そこをなんとか取り戻したいという気持ちはみんな思っていると思いますし、ただ今日も全部触られているので、形を変えながらみんなの意識をもう少し変えていかないと、簡単じゃないですけど次に活かさなければいけない問題なので、なんとか変えていきたいと思います」

−狙われている感じはする？

「スカウティングされているとは思います。ニアで触られているのは、その前もそうですし、相手も狙っているので、相手のボールの質が高いというのもありますけど、ただそこは絶対にやらせてはいけないというか、みんながスカウティングされているというのを意識してやれば変われると思います」