田中隼人「ミスもありましたけど、無失点に抑えたことで少しは監督にアピールできたと思います」／J1 第23節 神戸 vs 柏【試合終了後コメント】

2022年07月30日 22時13分　
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○田中隼人

−リーグ戦初出場、初勝利を振り返って。

「ルヴァンカップに出ていたので緊張はしませんでした。（高橋）祐治くんから『雰囲気が違うけど。ルヴァンもリーグ戦もやることは変わらないよ』という言葉をもらっていたので、リラックスして試合に臨めました」

−ビルドアップの部分で持ち味を発揮していましたが、まず前半について。

「神戸の特徴としてタレントが多い、個で打開できる選手多いというのは知っていたので、まず前半はゼロで抑えると後ろの3人で話していました。ゼロで抑えられたので、ミスもありましたけど気にすることなくプレーできたと思います」

−リードしてからは守備に追われる時間が長くなりました。

「相手も負けているので、ロングボールが増えるというのはわかっていました。何本か弾けましたけど、最後のCKでは大迫選手に決められそうになったり、後半は運動量も落ちたと自分の中では思っていたので、そこをまず落とさないようにしなければいけないですし、今日は勝ちましたけど、何も満足していないというか、自分は何もできていなかったと思うので、それは最終ラインの他4人に、特にミツくん（三丸）、（上島）拓巳くんがガンガン弾き返して、自分にポジティブな声をかけてくれたので、それもすごく救いになりましたし、まずは周りの助け、リーグ戦に出ている人たちに支えてもらいながら90分を通して、無失点というのはディフェンダーにとっては嬉しいので、無失点で良かったと思います」

−大迫選手とのマッチアップについて。

「抜け出しだったり、間合いだったり、少しでも自分が食い付いたら背後に違う動きをしてきたり、味わったことがないというか、オーラもそうですし、『俺に預けておけば点を決められる』という雰囲気もあって怖さもありましたけど、自分もああいう選手というか、日本を代表する選手になりたいので、それは最後の方もヘディングで勝てましたし、今日もいろいろなミスがありましたけど、無失点で抑えたというのは自信を持って言えるので、周りに感謝ですけど、無失点に抑えたことで少しでも監督にアピールできたかなと思います」