「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

終始優勢に進めながら、セットプレーとロングフィード一発に沈む、あまりにももったいない敗戦/天皇杯 ラウンド16 神戸 vs 柏【レビュー】

第102回天皇杯 ラウンド16

神戸 2−1 柏

2022年7月14日 ノエビアスタジアム神戸 19:03KO

得点者:40分 佐々木大樹(神戸)、61分 椎橋慧也(柏)、86分 初瀬亮(神戸)

●スタメン

GK佐々木雅士、DF川口尚紀、高橋祐治、上島拓巳、古賀太陽、三丸拡、MF椎橋慧也、マテウス  サヴィオ、山田雄士、FW武藤雄樹、小屋松知哉

前節の鳥栖戦から中2日、そして天皇杯の後は中2日で札幌戦を控えているとあって、メンバーの変更が予想されたが、サブメンバーに若干の変更があった以外は、鳥栖戦と同じスタメンで臨んだ。この意図としては、締まった試合をした鳥栖戦をネルシーニョ監督は評価し、タイトな日程の中でも勝っているメンバーをいじらずに送り込んだのだろう。

実際に試合の入りは中2日と思えないほど良く、柏がセカンドボールを回収しながら神戸を相手陣内へ押し込んで試合を進める時間帯が続いた。24分には、神戸守備陣の間を割って入った小屋松知哉のビッグチャンスもあった。

サッカーというスポーツは決定機を決め切るチーム、ミスの少ないチームが勝つわけであり、我々の今日の前半からの戦いを振り返ると、勝ってもおかしくない試合だった」(ネルシーニョ監督)

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