「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

ネルシーニョ監督「早いタイミングで先制点を許してしまい、相手がカウンターに出てこられる状況をこちらが作り出してしまった」/J1 第20節 柏 vs 名古屋【試合終了後コメント】

○ネルシーニョ監督

「今日のゲームは非常に厳しい拮抗したゲームになるだろうとわかって臨んだんですが、予想通りそういう展開が序盤から続きました。序盤の早いタイミングに先制点を許してしまい、相手がカウンターに出てこられる状況をこちらが作り出してしまいました。それでも先制点こそ許しましたが、我々も動じることなく、チャンスは何回も作っていたと思いますし、ただ相手を押し込んだあと、クロスボールに対する反応が良くなく、相手のゴール前を右から左に抜けるシーンですとか、クロスにしっかり合わせることができない時間が続き、決定機を決めきれず、ハーフタイムに入ってからはうちのビルドアップで右サイドから攻撃の形を作れていなかったので、そこを修正する必要があるということで若干システムを変えて、人を替えました。前半はうちの左サイドの方から攻撃の形を作る機会が多かったので、相手もそこを警戒してうちの左サイドを守備で固めてくる、実際に前半の終盤にもなるとうちの左サイドへのマークが強くなり、思うようにビルドアップができない、攻撃の形を作れない時間帯が続いていたので、ハーフタイムにはサヴィオ、(大南)拓磨、(川口)尚紀で攻撃の形を作るようにと、そういう指示を出しました。前半から支配率を見るとうちの方が上回っていたんじゃないかと、ただ最後の決定機も再三作っていたと思うんですけど、そこを仕留めきれずに今日のような結果になってしまったと思っています」

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