アカデミーが輩出したGKたちによる、熾烈極めるポジション争い【コラム】
今朝、スポーツ新聞各紙から、キム スンギュのアル・シャバブ移籍が報じられた。
5月21日のJ1第14節FC東京戦でメンバー外になった際には、ネルシーニョ監督は「コンディション不良のため次の試合に向けて準備をしている」と話していたが、その後一度もベンチメンバーにも入らず、同時期に移籍の噂が浮上したため、今回の報道になんら驚きはない。
キム スンギュの移籍によって、GKのポジション争いは熾烈を極める。アカデミー出身の3人のGKは、現U-21日本代表の佐々木雅士、そして松本健太と猿田遥己もまた年代別日本代表経験者、三者とも実力がある。
佐々木は昨年、松本も猿田も今年プロデビューを果たし、安定感のあるプレーでチームの勝利に直結する活躍を見せた。GKは一つしか出場の枠がないポジションで、サブという立ち位置にいる選手が出場機会を得るのは相当難しい。その状況でも今季はGK全員が公式戦に出場し、全員が結果を残したというのは異例中の異例である。
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