「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

中村慶太「僕自身も絶対このままじゃ終わらないし、絶対にこの失点を取り返さなければいけない」/J1 第8節 川崎 vs 柏【試合終了後コメント】

○中村慶太

−磐田戦、C大阪戦と比べて難しい試合になりましたが、試合全体を振り返って。

「立ち上がりから相手のプレスをうまくかけられて、ロングボールを多用することになって、ボールを保持する時間も短かったですし、僕自身もボールに関与する時間も少なかったんで、なかなか難しかったと思います。それでも前半は相手の左サイド、マルシーニョ選手が足が速いというのは知っていましたし、45分間は対応できたんですけど、残りのワンプレーで、行けると思ったんですけど個で打開されたので、僕の責任で負けたと感じています」

 

−チーム全体のゲームの運び方として、ビルドアップでボールが引っかかってしまうシーンが多かったですが、その原因は?

「相手が1アンカー、2シャドーで、プレスのハメ方も上手かったですし、それでも中途半端なポジションをうまく取りながらやることができたと思いますし、そこでロングボールでリスクを回避するという部分でも僕自身少し弱気だったかなと感じています」

 

−磐田戦、C大阪戦と同じメンバーで戦っていたことで疲労も影響しましたか?

「僕自身はないですね。個人としてはなかったですし、この試合に懸ける思いも強かったので、何が何でも、最低でも勝点1を持ち帰らなければいけなかったので、めちゃくちゃ悔しいです」

 

−失点シーン、マルシーニョ選手をどうマークするか考えていましたか?

「くさびに付けられるボールを(大南)拓磨が行くか、僕が行くかというのは試合中は常に話していて、どっちがどっちを見るというのその時の状況でコミュニケーションを取って見ることができていましたし、失点シーンも正直僕はうまく見ることができていたと思うんですけど、速いということを知っていたにせよ、もう少し意識できていればボールにチャレンジするんじゃなくてカバーリングで遅らせることもできたと思うので、そこは僕のミスだと思います」

 

−ビルドアップでうまくいかなかった原因は?

「試合を振り返ってもないとわからないですけど、シンプルにいつも取れているポジションが取れていなかったり、それだけじゃなくて相手の立ち位置もいつもと違いましたし、プレスの強度も高かったですし、でもそこを剥がせる技術もあると思うし、あと1週間開くので、今日だめだったところを自分たちで考えて、京都戦は何が何でも勝点3を取ろうと思うし、僕自身も絶対このままじゃ終わらないし、絶対にこの失点を取り返さなければいけないと思います」

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