「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

川口尚紀「今はチーム全員がひとつになって戦えている実感がある」/J1 第5節 名古屋 vs 柏【試合終了後コメント】

○川口尚紀

−後半は川口選手が攻撃に出ていく場面が多く、チームとしてもゲームをコントロールできていました。試合を振り返って印象はいかがですか?

「監督から直接言われたわけではないですけど、相手のワイドのスピードのある選手への守備で(自分が)入ったと思うんですが、その中でえぐられるシーンがあって、守備のところではもうちょっとやれたと思っていますけど、逆に攻撃で押し込んで相手のワイドの選手を下げるというのもチームとして狙いがあったので、後半に関しては良い形で攻撃に絡めたと思います」

 

−先制点を奪いましたが、前半は危ないシーンも多く、押し込まれる時間も長かったです。ただ、後半はほぼゲームをコントロールできていました。前後半で修正した部分について。

「前半の途中から中盤を4枚にして、2ボランチにしたことで僕らがボールを持つ時間が長くなったと思いますし、3枚でやると相手のSBに入ったときにスライドが長くなるので、そこを4枚にしたことで自分たちもバタバタしなくなりましたし、そこでボールを奪ったときに落ち着いて自分たちのボールにできたんじゃないかと思います」

 

−今日は中盤でドッジ選手が効いていました。そこにサヴィオ選手が絡んだことも川口選手が攻め上がれる時間ができたことに影響しましたか?

「ドッジというよりは2ボランチになったことで、僕らとの距離感が良くなったというのがあったというのと、サヴィオと(大南)拓磨の3人で良い関係ができて崩すシーンが何回かあったので、そこはやりながら相手の嫌なところに立ったり、お互いを見ながらやれたんじゃないかと思います」

 

−今日は引き分けでしたが5試合を終えて勝点10。序盤戦のチームが目標としている数字に到達したことについて。

「勝点を全部取ることが目標ではありますけど、その中でアウェイでこうやって勝点1を取れたことは去年より良い流れができていると思いますし、今はチーム全員がひとつになって戦えている実感があるので、この流れを継続していきたいと思います」

 

−蔓延防止措置が終わり、制限なしで試合が行われます。今後日立台に大勢の観客が入った中でプレーできることのモチベーションは?

「人がたくさん見に来てくださることは僕らにとって幸せなことですし、今日もすごく良い雰囲気の中で、良いピッチでやれて、自分としてもテンションが上がりました。これからどんどん制限が緩和された中でたくさんの人に見られながらプレーできることは本当に幸せだと思います」

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