「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

期限付き移籍から復帰の猿田遥己、背番号1を背負う決意と覚悟【コラム】

2019年8月から期限付き移籍に出ていた猿田遥己が、今シーズンから柏へ復帰を果たした。

G大阪ではU23の試合に出場して実戦経験を積んだが、2020年2月には左膝内側側副靭帯損傷、左膝後十字靭帯損傷、同年8月にも左膝外側半月板損傷で戦線離脱と、度重なる大ケガに見舞われ、苦しい時間が続いた。

その期間を振り返り、猿田は「サッカーができるありがたみを一番感じました」と話す。

ただ、プレーができなかったからこそ見えた部分もあるという。

「大ケガをしていろいろな人と関わり、外側から見る時間が多かったです。ガンバ大阪でいえばヤットさん(遠藤保仁)、ヒガシさん(東口順昭)、そういう選手の日頃の生活の仕方や練習の準備の仕方とか、普段普通に生活をしていたら気づかなかった部分に気づくことができました。

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