「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

古賀太陽「自分がチームを動かして流れを変えられる選手になりたい」【2021シーズン総括インタビュー〜後編〜】

©️KASHIWA REYSOL

■ 古賀太陽 2021シーズン総括インタビュ 〜後編〜

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――中断前の鹿島戦、中断明けの神戸戦は内容の伴った形で勝利し、夏場には勝ち星も多くなりました。チームの調子も持ち直したようにも見えましたが?

「今までやってきたボールを持つ時間を増やしていくことを大事にしながらも、あの時期は自分たちの強みは何なのかを見つめ直して、それで鹿島戦はまず守備から入り、それで速い攻撃を体現していくという試合になりました。前半戦のチームに迷いがあった時期から、もう一回こっちに立ち返ろうという意識を共有できていたと思いますし、鹿島戦に勝ったことで中断期間には監督からも『鹿島戦をスタンダードにしていこう』という話もありました。神戸戦でもしっかりブロックを作って速い攻撃ができていましたし、あの時期はこうやって戦っていけば勝点を積み上げていけるという自信がありました」

(残り 3135文字/全文: 3600文字)

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