「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

J1残留を手繰り寄せた勝利。90分間を通じて見せた規律のある戦い方は、今後へつながる光明となり得るか/J1 第35節 柏 vs C大阪【レビュー】

2021明治安田生命J1リーグ 第35節

柏 1−0 C大阪

三協フロンテア柏スタジアム 16:03KO

得点者:86分 大南拓磨(柏)

●スタメン

GKキム スンギュ、DF大南拓磨、高橋祐治、古賀太陽、三丸拡、MFマテウス サヴィオ、三原雅俊、ドッジ、仲間隼斗、FW武藤雄樹、クリスティアーノ

開始5分にC大阪の攻撃を受けた際に、右から左へと揺さぶられ、ボックス付近の高いポジションを取ったC大阪の右SB進藤亮佑のパスを、ゴール前フリーの豊川雄太にシュートを打たれたときにはヒヤリとしたが、試合全体を通じてもっとも危なかったシーンはこの立ち上がりだったと言っていい。

素早く4−4−2のブロックを組んで3ラインをコンパクトに保つ意思統一がなされ、規律を守った形でC大阪の攻撃に対応していく。

相手チームが狙っているのは、自分たちが前からいった裏のスペースなので、まずはやられないというところで、しっかりラインを引いて守ろうと(浦和戦の)反省を活かして取り組んできた」(大南拓磨)

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