武藤雄樹「みんなが意思統一して試合に入れた」／J1 第35節 柏 vs C大阪【試合終了後コメント】

2021年11月07日 20時05分　
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○武藤雄樹

−今日は戦術的にも良い試合ができましたが、90分を振り返って。

「良い守備から、前でハマらなくても後ろで我慢したり、みんな意識を統一して試合に入れたと思いますし、攻撃の部分でももちろん縦に速い攻撃を狙いながら、人数をかけて崩したり、そういうシーンもあったので良いゲームだったんじゃないかと思います」

−大南選手の決勝点の場面や、前半の武藤選手の惜しいシュートでは、斜めのくさびの落としを受けた選手が狙うという形でした。相手の守備を崩すという形は徐々に共有されてきた印象ですか？

「ひとつはそういうところで受けるのも僕の良さでもありますし、前日に監督と少し話す時間があって、武藤は気持ち良さそうにプレーができていないから、もっと自分のやりたいプレー、相手の嫌なところで受けるプレーをもっとやってくれと言われて、そのへんで僕自身もすっきりした部分はありますし、今日はそういうプレーを全面的に出して行こうと思ったので、そこはうまくボールを引き出せたシーンもたくさんあったと思うんで、そういうシーンにつながったと思います」

−武藤選手自身が良いシュートが何本かあったのも、その気持ちの表れでしょうか？

「ゴールに関してはいつも狙っていますし、正直早くレイソルでゴールを決めたいと思っていたので、ああやってチャンスがあった中で決めきれなかったのは残念ですけど、逆にチャンスを作れたのは今までの試合では個人的にも一番多かったので、こういうシーンを増やしていければゴールが決まると思っています」

−中3日という中で強度を保ちながらプレーはできましたか？

「そうですね。みんな90分を通して集中していたと思いますし、隙を見せるシーンは少なかったと思っているので、連戦でしたけど今日しっかりと勝って、まずは残留を決めたいと思っていましたし、みんなが集中して立ち上がりからゲームに臨めたのかなと思います」

−ドッジ選手とプレーをして土いうことを感じますか？

「彼は技術が高く、自分で持ち運んだり、シンプルにプレーもできます。あそこで推進力を出してくれて、今日の何人もかわしてくれて進んでいくシーンもありましたし、あそこで持ち出してくれると前の選手はより動き出しやすくなるので、距離感やイメージを合わせていければ、もっともっと大きなチャンスを作り出せると思います」

−1か月ぶりのホームで太鼓の応援も解禁されましたが？

「素晴らしい雰囲気を作ってくれていると思いますし、太鼓があるだけでも、もっともっとレイソルのサポーターの力は素晴らしいのは知っていますけど、それでも太鼓を使って雰囲気を作ってくれたことで、この連戦でも選手は背中を押されて走りきれたと思いますし、もちろん満足できるシーズンではないと思いますけど、ああやってサポートしてくれることで、僕たちは戦えている部分もあるので、今日は勝利を見せることができて良かったと思います」