「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

集中力の欠如から許した2失点。残留を確実なものにできず…/J1 第34節 名古屋 vs 柏【レビュー】

2021明治安田生命J1リーグ 第34節

名古屋 2−0 柏

豊田スタジアム 15:03KO

得点者:34分 シュヴィルツォク(名古屋)、71分 中谷進之介(名古屋)

●スタメン

GKキム スンギュ、DF大南拓磨、高橋祐治、古賀太陽、三丸拡、MFマテウス サヴィオ、三原雅俊、ドッジ、仲間隼斗、FW武藤雄樹、クリスティアーノ

 

前節の浦和戦から6名の選手を入れ替えた。2〜4か月ぶりにスタメン出場を果たした選手が多かった中でも、ケガと伝えられていたドッジも名を連ねていたのは何よりである。

大幅にメンバーを入れ替えた狙いについては、浦和戦の大敗から切り替えるためにも「劇的な変化をもたらさなければ良い準備ができないだろう」(ネルシーニョ監督)という狙いに基づいた編成であり、試合の良い入りを見た限りでは、前節のダメージを引きずる様子はなかった。

出場停止明けの大南拓磨の攻撃参加から、二つの決定機を生み出した。

試合開始40秒ほど、クリスティアーノが残したボールを仲間隼斗がコースを狙い定めたシュートを放つもポストを直撃し、9分にも大南のクロスから、浮き球ルーズボールに対しサヴィオのボレーが枠を捉えたが、これもランゲラックの好セーブに阻まれた。

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